ドラマ映画

2008年11月17日 (月)

マイ・ブルーベリー・ナイツ

何かカフェが舞台の作品ないかと思っていたら、やけにヘビーブッシュされている本作を発見。借りてみました。

恋人に突然別れを告げられたエリザベスは、元恋人となった彼の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。

カフェのオーナーのジェレミーは、毎晩ブルーベリーパイを出してくれながら、色々な話をしてくれた。

ジェレミーと会話を繰り返すうち、エリザベスは癒されていったが、元彼のことを忘れられず、旅に出ることにする。

ニューヨークを離れたエリザベスは、行き着いた先々で様々な人々と出会い、何かを与えられていった。

別れた妻を愛し過ぎる余り、アルコール依存症になった男、人を信じないことを信念とする女ギャンブラー。彼らがエリザベスにもたらしたものはなんだったのか。

エリザベスは、その答をニューヨークにいるジェレミーに伝えたい。そう思い始めていた。

え~と、アメリカ人はスケールが大きいです。傷心旅行的な自分探しの旅で5603マイルですよ。9000キロ近いです。東京からフランスの端っこくらいまでなら行けてしまいそうです。もちろん、1日での走行距離ではないですが、それでも自分探しの旅の距離ではないですね。

そこで出会うアル中男とその妻、女ギャンブラーですが、本音を言うと特殊なキャラクターではないです。むしろ、知人をたどれば知り合ってしまいそうなタイプ。だけど、それが逆にリアル。特に別れてアル中とか日本でも結構いそうです。

残念ながらカフェが舞台とは言いづらかったのですが、言葉の掛け合いがウォン・カーウァイらしい雰囲気。昔のトレンディドラマを思い出させるオシャレな大人トークという感じです。

エロティックなシーンとかないですが、恋人や夫婦で観るとちょっと恥ずかしい気がするので、こっそり一人で観るのをオススメ。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(面白いけど、ちょっと淡々とした感じなので、観る人を選ぶかも)


ウォン・カーウァイ DVDコレクション(初回限定生産)(DVD) ◆20%OFF!
↑そんなウォン・カーウァイのコレクション

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年11月 8日 (土)

僕の彼女はサイボーグ

ふと気付くと、最近観る映画やドラマで気に入っているのはほとんど【Rookies】の俳優が出ていることに気付いたいぬすけです。もっとも、【虹の女神/Rainbow Song】当時の市原隼人は酷いと思います。今は好きになるくらいあか抜けましたけどね。

いつも通りのざっとしたあらすじ。

不幸な青年ジローの20歳の誕生日。自分へのプレゼントを買いに訪れたデパートで、焼け焦げたボディスーツを着たあからさまに怪しい少女と遭遇する。彼女はワンピースに着替えると、お金も払わずその場を立ち去り、ジローが食事をしていたレストランへと現われた。

自分も誕生日だと告げる彼女によって、ジローは強引に誕生日を一緒に過ごすことになる。彼女の言動はメチャクチャだったが、いままでの孤独な誕生日に比べれば、エキサイティングで魅力あふれるものであった。しかし、そんな充実した時間は長くは続かず、彼女は意味深な言葉を投げかけると、姿を消してしまう。

1年後、21歳の誕生日を迎えたジローの前に再び彼女が現れるのだが、どこか1年前の彼女とは違和感を感じた。なんと彼女は未来のジローが送り込んだサイボーグだったのである。

なんとなくですが、【猟奇的な彼女】と【ドラえもん】を足して2で割った印象。ツンデレで美女なドラミちゃんがやってきたみたいな?

でも、内容自体は普通のラブストーリー。はじめは振り回されながらも楽しそうに生活をしていたジローが、心を理解出来ないサイボーグの『彼女』に苦悩するようになる様とか良いです。ちなみに、このサイボーグという呼称は正確ではないですが、韓国映画ではアンドロイドやロボットなどの定義が適当なだけ。

特筆すべきは『彼女』役の綾瀬はるか。表情が無機質で、本当に機械のようでした。とても【ホタルノヒカリ】の表情豊かなズボラお姉ちゃんとは思えません。【ハッピー・フライト】ではどうなんですかね?

小出恵介の方は、何やっても最後は熱血っぽくなるねという印象。ただ、よく考えるとこの二人、【Rookies】では姉弟役なんですよね。映画やドラマってそういうことがあるから面白いですよね。

また、観どころとして、この作品は様々なところでCGが使われているんですが、クライマックスの震災シーンは良い出来になっています。邦画は洋画に比べてCG技術が遅れていますが、結構追いついてきている気がします。ネット画像は日本のレベルの方が高いんですけどね。

最後の方の展開に納得いかない人も結構いみたいですが、アレはアレでアリだと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(こんな『彼女』がいたら、生活にもハリが出そう)


僕の彼女はサイボーグ スペシャル・エディション(DVD) ◆20%OFF!
↑良く知られている赤パッケージじゃないこっちも幻想的でいいですね。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2008年11月 1日 (土)

やわらかい手

世間的にはあまり推奨されないであろう映画ですが、あえていぬすけは勧めます。良いです。洋画にしては珍しく人情モノに仕上がっているし、愛する者のためなら穢れることすらも厭わないという女性の強さが表現し尽くされていました。

それではざっとあらすじ。

ロンドン郊外に住む未亡人のマギーは、これまで平凡な人生を歩んできた。最愛の孫オリーが海外で手術をすれば助かることを知るが、息子夫婦には費用を工面する余力はない。かと言って、仕事を探すにも中年の専業主婦であるマギーでは雇い口などあるはずもなかった。

そんなマギーが迷い込んだ歓楽街ソーホー地区で、『ウェイトレス募集・高給』の貼り紙が目に入る。しかし、その店の『ウェイトレス』というのは、特殊な『ウェイトレス』であった。なんとその店は、壁越しに男性を手でイカせる風俗店だったのである。

店のオーナーのミキは迷い込んだ中年の未亡人にあきれながらも、そのなめらかな手に素質を見出し、雇うことにする。一度は逃げ出そうとしたマギーだったが、愛するオリーのため、覚悟を決めた。

仕事を始めたマギーは、そのなめらかな手ですぐに店のNo.1に登りつめ、マギーの源氏名である『イリーナ・パーム(手のひらイリーナ)』の名はソーホー中に広まっていく。だが、売れっ子になってもマギーは焦るばかりだった。オリーの病状が進んでおり、手術の期限が迫っていたのである。

マギー役のマリアンヌ・フェイスフルはぱっと見、「誰? ただのおばさんじゃん」という印象ですが、実は貴族出身で気品もあり、人気のあった女性。一時はミック・ジャガーの恋人だった時期もあるようです。ただ、そんなスター生活から転落、ドラッグ中毒、ホームレス生活などを乗り越えてきた彼女の演技や存在感は、近年の女優の中でも群を抜いていると思います。正直、息子夫婦の演技が軽く感じてしまうくらいで、日本で言えば主役を食ってしまうことのある野際陽子のような存在と言えるかもしれません。

また、あらすじは本当にあらく書いているので省いていますが、マギーが仕事を続けていくことや、仕事の内容を知ることで、周囲の反応が変わっていきます。その辺りは日本とあまり変わらないんだなって感じがしました。肉親でも何でもない人たちは偏見に満ちた好奇の目を向けるんだなっていう。実際、自分が女性で子供や孫が難病だったら風俗で働けるかとか、妻や母親が風俗で働くことに抵抗がないかと言われても、実際にそうなってみないとわかりません。ただ、実際にそれを実行する人がいたら、本当に凄い女性だと思います。

よく映画や小説等で恋人や子供を助けるために犠牲になるっていうのがありますね。あれはあれで凄いことだとは思うんですが、いぬすけ的にはあんまり感動はしません。ですが、この映画のように死ぬのではなく、プライドを捨てるというのは生半可じゃないと思うんです。犠牲になって死ぬのはそれっきりですが、プライドを捨てて何かをするというのは持続します。

現実社会でも、家族との生活のために嫌な相手にも頭を下げるサラリーマンのお父さんたちとか、本当に賞賛に値するんじゃないかと。いや、それで家計をやりくりしているお母さんたちも偉いですが、ここではそれはそれということで。

本当に大人向けの映画ですが、愛する人に何が出来るかを考えたい時に観て欲しい1本です。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(子供には勧めませんが、大人には観て欲しい1本)


やわらかい手 スペシャル・エディション
↑覗き部屋じゃないですよ

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメリ

西暦も変わったばかりの2001年当時、日本でもヒットしたフランス映画。

モンマルトルのカフェで働く少女アメリ。彼女は空想の中でする一人遊びと、彼女のするちょっとしたイタズラで、他人が幸せになるのが楽しくてしょうがない。

しかし、そんな彼女の生活もふとしたことで一変してしまった。捨てられたスピード写真のコレクターの青年の出現で、彼女は自分の【現実世界】との対面を余儀なくされてしまう。

そう、アメリは空想好きは、彼女のもっとも苦手な現実からの逃避だったのである。

はたしてアメリの恋の行方は……?

そんなあらすじ。

本当に当時は10代後半~30代の女性に大人気で、アメリの部屋にあるグッズや絵画が売れたり、アメリツアーという映画に登場したところを回るツアーなんかも組まれてました。テレビでも連日CMが流れていたり、雑誌でもアメリ現象とか特集組まれるほど。

これも、配給会社のアルバトロスの買い付け担当者が人肉を食べる少女の話と思って買い付けした(映画は脚本や企画の段階で買い付けすることがザラにあるそうです)ために起きた奇跡な気がします。

また、アメリのキャラクター性として、空想好きで内気、なかなか一歩を踏み出す勇気がないというのと、人間どこかしら変わったところがあるので、そういった部分が女性に賛同を得られたんじゃないかと。

また、普通、こういう作品の主人公って基本的に処女だと思うんですが、アメリはそうじゃなかったり。多分、空想と現実のリアルさを対比したかったんでしょうね。現実でエッチはしてても、空想している乙女な部分的な。なので、青春グラフィティ的な恋愛映画を想像して観たいぬすけにとっては、軽く予想外でした。

いまで言えば、上野樹里の恋愛モノと思って【のだめカンタービレ】を借りたら、玉木宏とのエッチシーンがあったようなものなので。

ただ、大人の女性からすれば別に当たり前のことなので、気にならず、むしろリアルに感じるのかもしれませんね。

で、なんでチョコが出てくるわけでもないこの映画がバレンタインにオススメなのかと言うと、この映画の当時の売りが観た人が幸せになれる、勇気をもらえると言われていたように、告白のための一歩を踏み出す勇気がもらえる映画ということでオススメ!

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(ちょっと予想外に生々しい感じもなくはない)


アメリ 期間限定フォトブックバージョン
↑3月31日までの期間限定なのでお早めに!

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ショコラ

古いしきたりに縛られている閉鎖的な村に、ヴィアンヌと、その幼い娘がチョコレートショップを開く。しきたりによって禁欲を強いられている村人たちは、母娘となるべく関わらないようにしていたが、彼らもそれぞれ悩みや問題を抱えていた。

ヴィアンヌの真摯な態度や、チョコレートのほろ苦さや甘さに村人たちは少しずつ心を開き始めるのだが、そこへヒッピーの集団が流れ着き、新たな問題が発生してしまう。

そんな時代を感じさせる作品。ヒッピーとか、ファッションのスタイルでしか認識されない気がしまが、日本のヒッピーとはちょっと違うので、違和感を感じるかもしれません。日本だとレゲエみたいな格好で、ビートルズ聴きながらドラッグをやるみたいなイメージ持たれがちなので。

ただ、この映画、一部ではかなり酷評されています。ハリウッド映画がハッピーエンドやサクセスストーリーに固執するように、フランス映画はストーリーの起伏より、一貫性にこだわる感があるので、まったりしがち。その上、カバージャケットに主役クラスで出ているように見えるジョニー・ディップの登場シーンは、思ったよりも少ないです。出てくるのが中盤から後半にかけてなので。酷評の大きな原因はジョニー・ディップの登場シーンの少なさみたいですけどねw

しかも、この映画のパッケージ、ジョニーディップの扱いが大きいこともそうですが、説明文(裏のあらすじ)にも騙されます。裏のあらすじを読むと、ミステリアスな感じの母娘がチョコレートを使って、みんなに幸せの魔法をかけるという感じのファンタジックな作品に思えます。

でも、パッケージのジョニー・ディップ同様、チョコレートショップを営んでいる母親が、自分の経験や知識、思想を駆使して問題解決の手助けをする話なので、ファンタジーは欠片ほどもありません。

ただ、昨今の派手なだけで中身のない作品(別に派手さが売りなので、けなしているわけではないです)や、単に話がまとめられなくて前後編(【デスノート】実写とか、テレビドラマかと。他にも【パイレーツ・オブ・カリビアン2】のように実は続きとかもあり)に比べれば、充分楽しめる映画なんじゃないかと思います。

ここまでの文章読むと、それってつまらないんじゃないの?と思われそうですが、ラブコメや、昼メロのような激しい紆余曲折がないとという人や、恋愛映画が苦手という人でなければ、楽しめる映画です。

チョコがイメージされて、『観れる』映画ということで2位にしてみました。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(バレンタインに観る映画としての評価)


ショコラ
↑画像とテキストでリンク先違います。テキストは一番安い楽天ブックスで、送料も無料。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

プラダを着た悪魔

別な用事で行ったGEOでレンタルしてたので、なんとなく借りてみました。パッケージとイメージだけで、てっきり【メリーに首ったけ】とか、【ラッキーガール】みたいなセクシーコメディか、もしくはもっさい田舎娘が運任せでセレブになってメリル・ストリープ演じるおばさんに対して下克上するような話かと思ってました。

で、実際観てみたところ、まあ、後者は当たらずとも遠からずな感じがなくもないですが、どちらかと言えば、社会人というか、プロの仕事の現場を見せつけるような映画でした。

あらすじをカンタンに書くと、ジャーナリスト希望のアンドレアがやっとのことで就職したのは、ファッション誌【RUNWAY】の編集長ミランダのアシスタントだった。

それは世界中の女性が憧れる職業だったが、オシャレにまったく興味のないアンドレアにとって、ミランダの要求は常にハイレベル。その上、プライベートな時間にも携帯が鳴り、理不尽なまでの指令が下る。

先輩アシスタントのエミリーや、ファッションディレクターのナイジェルに助けられ、ミランダにも認められるようにはなったが、代わりに失ったものは大きかった……。

ファッション誌の編集部の現実を、ディフォルメはしているものの案外リアルに描いています。ヴォーグの編集アシスタントをしていた原作者ならではなのかもしれません。

そのおかげもあって、台詞の一つ一つに重みが感じられ、いまどきの職につくための勉強をせず、憧れだけで会社を選んでしまう人や、すぐに挫折してしまう人には厳しい作品になっています。

昔、いぬすけもこんなやりとりをしたことがあります。(編集希望で入ったんだから、事務仕事を覚える必要ないですよねという会話後)

  • いぬすけ「へえ、で、どんなことしたいの?」
  • Aさん「記事書いたり、編集したり、色々やりたいです」
  • いぬすけ「じゃあ、パソコンとか使えるんだ。Mac?」
  • Aさん「いえ、使えません」
  • いぬすけ「ん? じゃあ、編集の勉強とかは?」
  • Aさん「してません」
  • いぬすけ「文章は普段から書いてるの?」
  • Aさん「いえ」
  • いぬすけ「……何しにきたの?」
  • Aさん「入って覚えるつもりです」
  • いぬすけ「……」(会社は学校かよ……)

一般的な仕事(例えば販売業とか、資格のいらないような事務とか)なら構わないと思うんですが、いわゆる専門職って本当に入りたければ最低限必要な勉強はするべきだと思うんですよね、仕事なら。

この作品の主人公アンドレアも、壁にぶち当たります。その時、彼女は「努力をしてもミランダに認めてもらえない」とナイジェルに泣きつくのですが、ナイジェルはそれをつき離します。

「慰めてなんかやらない。君は努力なんかしていないんだ。君のついている仕事は世界中の女性の憧れなんだから、代わりなんかいくらでもいる。認めてもらいたいなら、認めてもらえないことを嘆くのではなく、どうすれば認めてもらえるか考えろ」

そんな感じのことを言っていたと思います。実際、作品を観てもらえるとわかるんですが、プロ意識の強い職業では共感する部分が多いと思います。

巷では新入社員が研修中なんじゃないかと思いますが、壁にぶち当たったときに観て欲しい映画です。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(業界モノとして観ても普通に面白い)


PRADA 2007年春夏新作プラダハンドバッグ
↑プラダの春夏の新作

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハチミツとクローバー

アニメの方はかかさず観ていて、1シーズン目もDVDを買ったものの、会社の後輩に貸したまま、後半が帰ってきません。

コミックスは全10巻(収録されてないスピンオフ分が収録されるか気がかりです)もちゃんと読んでます。でも、姪に貸したまま、帰ってきません。

お台場にあったハチクロカフェにも一人でひっそりと行ってみたり。

それくらい好きなハチクロだったわけですが、予告の『どうなの?』さ加減に観るのを控えていたんですが、宅配レンタルの枚数を消費するのに借りてみたわけです。

まあ、予想通りでした……。

あらすじは、美大に通う青年・竹本が天才的な感性を持つ少女『はぐ』や、天才だけど変人な先輩『森田』、その他様々な人たちに出会い、成長したり、自分探ししたりする話のはず……。

でも、実写版はなんか凄い違和感が。原作の羽海野チカさんは良く出来ていると書かれていたものの、どちらかと言うと、『名物に旨いものなし』に近いものがありました。原作有りにありがちな詰め込み過ぎというのは、まあ映画なんで仕方がないと思いますが、なんとなく流行り物にジャニーズタレント使っただけな感が。別にいぬすけはジャニーズタレント嫌いじゃないですが、本当にそんな印象です。

まず主人公の竹本に桜井翔なんですが、原作の竹本はまじめな熱血漢だけど、どこか自信がなかったり、好きなはぐに行動出来ないんですが、実写では軽薄なのに、突然説教するような青年に。

続いて森田先輩の伊勢谷友介。原作では才能があるのに、普段は飄々としている上、あらゆる意味で自由人。他人に迷惑をかけるジャイアニズムの持ち主。でも、創作活動に関しては真剣(ずれてることもあるけど)。そしてこれがもっとも大事なポイントな気がするんですが、それなのにみんなに愛されてる。そんな人。それが実写版では、ただの俺様な上、『これ、ただの嫌なやつじゃない?』な人に。

突出してダメなのはそのふたりですが、他の登場人物も似たりよったり。

原作ファンには勧められないし、映画作品として考えると、詰め込み過ぎて、いろんな方向で中途半端なため、青春ドラマとして観ても面白くない。

正直、出演俳優が観たい人たちだけに勧めます。

オススメ度(10段階)……★★
(期待しないで観てもガックリきた)


《送料無料》(オムニバス) ハチミツとクローバー COMPLETE BEST(期間限定/CD+DVD)(CD)
↑でも、このアルバムは本当にオススメ。良い曲多いです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (1)

涙そうそう

このところ、邦画のホラーや推理モノ(ミステリー、スリラーとも)ではずしまくっているので、ちょっと恋愛モノっぽいものが観たいと思って、他のDVDに収録されていた予告で気になっていた【涙そうそう】を観てみました。

正直、長澤まさみって【タッチ】や【ラフ】のCM観て、そんなに興味湧かなくって、観はじめても長澤まさみだってことに気付かず、普通に観てたんですが、長澤まさみだと気付いた段階で、この映画って沖縄版【みゆき】? って思っちゃいました。

あらすじは、自分の店を持つことを目指して那覇で働く新垣洋太郎のもとへ、高校に合格した妹のカオルがやってきた。

ふたりはそれぞれ父母の連れ子として出会ったのだが、間もなく、父は蒸発し、母も病に倒れてしまったのである。幼い頃だったため、カオルは兄と血がつながっていないことを知らないのだが、洋太郎は母親との約束を胸に、妹を養おうと頑張っていた。

【涙そうそう】というのは沖縄の方言で、『涙がぽろぽろ流れて止まらない様』という意味らしいんですが、いぬすけも最後まで観たら不覚にも泣いてました。比喩でなく。

ネタばらしせずに書くのは難しいのであまり色々と書けませんが、本当に長澤まさみも、妻夫木聡も演技がうまいという感じはしませんでした。前半の長澤まさみにいたっては、「にぃに~」って言うのが凄い違和感を感じさせます。にも関わらず、最後には泣けてしまう。思わず、自分も歳をとったのかなあって思うくらい。

宣伝の文章で「あなたの一番星は誰ですか?」っていう文章があるんですが、まさにその一言に尽きる恋というより愛という言葉が似合う作品でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★★
(若い人より30越えてる人の方が感情移入しやすいと思う)

夏川りみ夏川りみ『涙そうそう 』
↑観た後にこれ聴いたらパブロフの犬のように悲しくなるようになりました

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (1)

7月24日通りのクリスマス

このところ、ホラーやスリラーが不発なので恋愛っぽいドラマ作品をよく借りてます。

7月24日通りのクリスマス。7月24日通りってなんだろう……? 真夏のクリスマスとか、そんな感じなのかな? そう思っていて観てみました。

観始めての感想……和製【アメリ】? 長崎で生まれ育った本田サユリは、少女マンガに出てくるような王子様を夢見続けている市役所員。自分の町をポルトガルのリスボンに置き換えてみたり、自分だけの王子様ランキングをつけたりと、空想に浸る日々を送っていた。

そんなサユリの前に、8年前、自分に優しい声をかけてくれて以来、王子様ランキング397週連続トップの先輩、奥田聡史が現れる。

まあ、そんなベタな少女マンガのような定番ストーリー。ただ、主役の中谷美紀&大沢たかおの演技も上手いのですが、周囲を固めている人たちが地味に演技の上手い人が多いです。幼馴染の佐藤隆太や、弟の彼女に上野樹里、父親に小日向文世、父のガールフレンドにYOU。あんまり華がある方たちではないですが、脇を固めるには一流と言っていい役者さんたちだと思います。

もっとも、個人的にツボだったのはサユリの妄想サポーターである謎のポルトガル人親子。要所要所でサユリに対して、「お前なら出来るさ!」って励ますのが途中からクセになってました。

他の方のレビューを見てみると賛否両論のようですが、定番なストーリーなので、目新しさを求めたい人には物足りないかもしれません。

でも、いぬすけとしては【アメリ】が好きだったり、【アメリ】に共感したという女性には、ぜひ観ていただきたい映画です。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(前半のモノローグメインに耐えられれば、楽しめると思います)


7月24日通りのクリスマス

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ただ、君を愛してる

最近、こういうちょっと幻想的で、どこか悲しげな作品多いですね。一昔前、パソコンのエロゲーで泣かせゲーってカテゴリーが出来上がってましたが、ここ数年(いま、会いにゆきますがヒットした頃から?)、邦画の恋愛モノってそんなのばっかりになった気がします。そういった意味ではヒットした映画の後は、尻馬に乗る駄作が増えるので、一概に喜べない感じです。

【ただ、君を愛してる】は、そんな悲しい感じの恋が得意な市川拓司(【いま、会いにゆきます】の作家)の映画【恋愛写真】のアナザーストーリー映画化したもの。ちなみに【恋愛写真】とは展開、結末等すべてが違うので、同じテーマで描かれた別作品と思ってください。

ストーリーは、カメラマンになった瀬川誠人(玉木宏)が、学生時代に自分の前から姿を消した里中静流(宮崎あおい)からの手紙でニューヨークに向かうところから始まる。

学生時代、コンプレックスを抱えていた誠人は、容姿の幼い少女静流と出会う。彼女は妙に大人の女性になることを夢見ていて、コンプレックスを持つ者同士の共感からか、ふたりはすぐに打ち解けあった。

しかし、クラスメイトのみゆきに思いを寄せていた誠人は、静流の気持ちを受け入れることが出来ず、彼女を恋愛の対象としては見ていなかったのである。

そんなある日、静流はコンクールの応募用に誠人とのキスを写真に撮りたいと言い、ふたりの場所である学校の裏にある森で生涯ただ一度のキスを交わす……。

観はじめてしまえば薄々というか、ほぼ想像がついてしまう悲しい恋の物語なんですが、それを差し引いても泣けてきます。むしろ、それがわかるからかもしれない。

大人になれない静流が、大好きな誠人のために一途になる姿が切ない。これが世にも奇妙な~だったら、狂人の恋に見えてしまうシーンもあるんですが、こんな娘がいたら世の男性のほとんどは、恋に落ちますね。というか、誠人の鈍感振りが異常に感じます。

玉木宏といえば、ここ最近では【のだめカンタービレ】の千秋先輩役で俺様キャラがイメージ強いですが、この作品では受身側のキャラなので、そんなギャップを観るのも面白いかもしれません。

ただ、この映画根本的な部分に宮崎あおいの容姿があって初めて成り立っているかもしれません。【ちびまる子】のような格好なのに、あんなに可愛く見えるのは一つの才能じゃないかと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(最近、恋愛映画の方が評価高いなあ)


そのときは彼によろしく
↑いま映画をやってるこれも市川拓司

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラフ

夏だし、なんか爽やかなスポーツ系の作品でも観るかと思い立ち、かと言って、スポーツマンでもないいぬすけにとっては、完全にスポーツ一直線だと心から楽しみづらいので、この辺をチョイス。

元々は【タッチ】で有名なあだち充の同名作品の映画化。当時は【タッチ】に続き、主演を得た長澤まさみの隠れ巨乳(いまどきのアイドルの普通な気もしますが……)や、速水もこみち主演で話題になったものの、あんまりパッとしなかった印象でした。

ざっとあらすじ。

栄泉高校に入学した大和圭介は、自分を人殺しと呼ぶ少女・二ノ宮亜美と再会をする。普通の高校生である大和は、当然心当たりがないのだが、原因は二人の生家の問題であった。

そんな二人も、大和は憧れている目標として、亜美は大好きなお兄ちゃんとして、自由形日本チャンピオンの仲西を介することで、お互いを理解していく。

そんなある日、海で事故に遭った亜美を助けようとした大和は、後から助けに入った仲西に、歴然とした実力差を見せ付けられたまま、リベンジの機会を失ってしまった。

様々な思いの中、3年になった大和は仲西との決着のチャンスを迎える……。

良くも悪くも普通でした。もっとも、いぬすけはマンガ原作の映画であんまり良い評価がないので、単純に実写化と考えると、出来は良い方じゃないかと思います。原作読んでないせいもあるので、内容が補完できないため、消化しきれてない部分もあったり。もしかしたら描かれているかもしれませんが、どうしてもわからないことが一つ残っちゃったし。

ただ、レンタルDVDで観たのですが、DVDのCM観てたらすごく【タッチ】や【陽あたり良好!】とか観たくなりました。【陽あたり良好!】は出来れば実写の方をw

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(いまの時期に観ると面白いと思う)


陽あたり良好!DVD-BOX(DVD) ◆20%OFF!
↑地味に本当に欲しいDVD-BOX

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いま、会いにゆきます

中村獅童、竹内結子主演の劇場版。現実ではすっかり冷めてしまった二人ですが、出会いはこの作品でしたね。いま観ると、劇中の『たったひとりの人』とか、物悲しく感じます。

そんな物悲しい現実を見せ付けられる【いま、会いにゆきます】ですが、作品そのものもせつないストーリーだったりします。

ざっとあらすじ。

ある梅雨の一日、秋穂巧が息子の佑司と一緒に行った森に死んだはずの妻、澪が現れる。だが、澪は一切の記憶を失っていた。そんな澪を巧と佑司は受け入れるのだが、澪の記憶は戻る様子もない。

そんな不思議な共同生活を続ける中、巧と澪は『2度目の恋』に落ちていき、巧は二人の歴史を語り始めた。

しかし、そんな幸せな時間もそう長くは続かなかった。澪は梅雨の終わりとともに、二人のもとを去る運命だったのである。

市川拓司作品は、基本的に悲しい恋が多いのと、男性が何らかのコンプレックスを抱えていて、女性は精神的に強い傾向が強いと思います。そういう作品が好きな方にオススメです。

ただ、気になるのが中村獅童がいまいちキャラ的に合ってない(むしろストーカーに見える)のと、何故梅雨が終わるといなくなるのを悟っているのか? 映画だけだとわからないんですよね。劇中の絵本に書いてあるのかもしれないんだけど。まあ、観るならテレビドラマ版の方がオススメかも。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(ちょっと物足りないかも)


いま、会いにゆきます DVD-BOX[TV版]【TDV-15356D】=>10%OFF!いま、会いにゆきます DVD-BOX...
↑こっちの方が幻想的なイメージで良いです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バッテリー

あさのあつこ原作の児童小説の実写映画化。児童小説というと、時期的に【ハリーポッター】に重なるため、ハリーの人気に便乗しての作品かのようですが、やっぱり国民性の違いが現れています。

どちらも天才肌な主人公なことに変わりありませんが、やはりハリーは欧米の作品らしく、主人公がなんとかしてしまうのに対し、日本の児童向け作品は書いている世代が和を尊ぶ世代なので、主人公が仲間を信頼することで困難に立ち向かう傾向が強いですね。

ざっとしたあらすじ。

中学入学を期に祖父の住む岡山に引っ越してきた原田巧。巧はピッチャーとして大人顔負けの素質を持っているのだが、他人を寄せ付けない孤独な面も持っていた。

そんな新しい土地へ引っ越したばかりの巧は、キャッチャー経験者で自分のファンだという永倉豪と出会う。小学生時代の巧の相方は、巧の球をとるのに半年かかったが、豪はその日のうちに捕球に成功し、二人はバッテリーを組むことになった。

春休みも終わり、中学に入学したふたりは仲間たちとともに野球部へと入部する。しかし、そこで待ち受けていたのは楽しい野球ではなく、徹底した管理野球だった。

そんな感じで、病気の弟、弟を大事に思うあまり、巧に辛くあたる母親、先輩のいじめなどを絡めながら進んでいくのですが、観ているとどことなく、窪塚主演のピンポンを彷彿とさせます。

にしても、観てて感じたのが、いまの子たちってこんななのか? という感じ。いじめの方法が結構陰湿だったり、中学に入ったら塾三昧みたいな。とても台形の面積を出す方程式をならっていない世代とは思えない。本当に大変そうですよね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(普通に面白いと思う)


バッテリー (特別編 初回限定生産)
↑ボケようと思ったけど、結局普通に紹介

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

虹の女神~RainbowSong

最近の邦画のラブストーリーは、あんまりハッピーエンドという感じの作品がないと思うんですが、これってどうなんでしょうね。感動させるのに、とりあえず悲しくしとけっていう感じの流れは映画として、ちょっとどうかと思うわけですよ。

たまにそういう映画があって感動するのはいいとして、作られる映画、作られる映画が悲恋だと、恋人と観に行ったり、家で観ているうちに恋愛が悲しいモノという価値観になりそうな。

すべての映画がそうである必要はないと思うんですが、やはり恋愛映画は夢を与えるものだと思うんですよね。そういった意味で、最近の邦画の恋愛映画は感動は出来ても、それを観て恋愛をしたいとは思わないよなあって気がします。

虹の女神もそんな映画でした。

製作会社で働く岸田智也の元に旧友からの電話が入る。自分に製作会社を紹介し、自分は映画監督を目指してアメリカに留学した佐藤あおいが亡くなったという内容であった。

そんな智也とあおいとの出会いは奇妙なものだった。智也は元々、あおいの友達のストーカーだったのである。最初こそうっとおしいと思ったものの、良くも悪くも実直な智也に、あおいは徐々に心を開き、自分たちの自主映画に誘うまでになっていた。

社会人になって、映研の仲間たちとは疎遠になっていたが、智也とあおいは久しぶりに再会する。あおいは智也に対する自分の想いに気付いたが、それが目の前の男には届かないことを知ると、その想いから逃げようと決意する。

そして、あおいが渡米したある日、恋人と別れた智也は、いつかあおいと見た不思議な虹を見つけ、携帯で撮影した写真にヴォイスメールを添えて、あおいへと送ったが、その返事が届くことはなかった。

しかし、智也はあおいへの自分の想いを意外な形で知ることになるのである。

そんな話なんですが、劇中の自主製作映画の『THE END OF THE WORLD』がダイジェストっぽいですが、いかにも自主制作な感じの作品で、なかなか良い感じです。

ただ、映画全体の印象は薄く、市原隼人と上野樹里も喧嘩のシーンと自主制作映画の印象しか残りません。むしろ、ある意味痛々しい役の相田翔子のインパクトの方が強い気がします。

作品としては普通なレベルなんですが、上映された時期が悪い作品かもしれません。しばらく置いて、単発で観ていれば、楽しめたかもしれません。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(前後に観た映画によって、評価が変わりそうな映画です)


蒼井優 2008カレンダー
↑あおいの盲目の妹役で出ている蒼井優ちゃんは可愛いですね。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

守護神

てっきりマンガの【トッキュー!】や【海猿】のような海難レスキュー隊モノだと思い込んでいたんですが、実際は沿岸警備隊(アメリカの沿岸警備隊は海難レスキューもします)の英雄と、沿岸警備隊を目指す若者たちの師弟愛のような話でした。

200人以上の人命を救った英雄ベンは嵐の日の出動で、隊の全員と相棒を失い、第一線から退くことを余儀なくされる。結局、ベンは沿岸警備隊を目指す者にとって聖地とも言えるAチームの教官となるのだが、その訓練生の中にジェイクという青年がいた。

ジェイクは天才的なスイマーなのだが、何故か異常なまでに記録にこだわる。実際、ジェイクは様々な記録保持者であるベンの記録をことごとく塗り替えたが、どこか満たされていないようであった。

記録にこだわるジェイクが気になっていたベンは、ジェイクが自分と似たような境遇にあることに気付く。そして、ふたりは衝突を繰り返しながらも、『人を救いたい』という想いのため、少しずつ絆を深めていった。

やがて、ベンの過酷な訓練を乗り越え、訓練生たちはかなりの脱落者を出しながらも卒業を迎える。ジェイクも無事卒業し、念願の沿岸警備隊へと配属されていた。

そんなある日、ジェイクは救難活動中、転覆した漁船の中にただ一人閉じ込められてしまう。その知らせを聞いたベンは、嵐の中、最後のレスキューに出動する。

いま、これを書くのに気付いたんですが、このベンっていう鬼教官、ケビン・コスナーだったんですね。もうすっかりオッサンです。【こちらブルームーン探偵社】や【アリーMyラブ】の後に【ダイハード】でブルース・ウィルスを見ちゃったくらいの勢いです。こういうのに気付いてしまうと、相棒に出ている水谷豊の歳のとらなさを恐ろしく感じます。

ただ、この映画、それ以上の感想が何かあるかと言われると、特になかったりします。決してつまらないとか、内容がないということでなく、普通に観ていたらいつのまにか2時間経っているという不思議な映画。盛り上がりがないわけでもなく、のめり込むというわけでもなく、観ている最中には感じませんが、観終わった後にはドキュメント番組を観ていたような気持ちになります。

ストーリーを思い返しても、よくある青春グラフィティに近いはずなんですけどね。

いわゆる制服モノ(日本でいう警官とか、自衛隊とか)が好きな人なら結構楽しめるんじゃないかと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(【トップガン】とか好きだった人には特にオススメ)


 守護神 / ケヴィン・コスナー
↑もう一つのエンディングが収録されているはず

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

武士の一分

木村拓哉主演の時代劇。監督は【男はつらいよ】や、【釣りバカ日誌】の山田洋次監督。

三村新之丞は、藩主の毒見役を務める侍の1人。妻の加世と、使用人の徳平と質素に暮らしていた。しかし、新之丞は武士としてやりがいのない生活に限界を感じていたのである。子供好きも高じて、自宅で道場でも開こうかなどと考えていた。

しかし、そう考えていた矢先、毒見をした新之丞は高熱を出して倒れてしまう。一時、何者かの謀略かと城内は上へ下への騒ぎとなったが、真相は料理人が時期はずれの食材を使うという不始末であった。だが、貝が持っていた毒のせいで、新之丞はその後遺症で失明をしてしまう。

光を失った新之丞は、武士としての勤めも果たせず、衣食すら人の手を借りなければならないことを絶望していた。それでも妻の加世に支えられ、城からの寛大な処遇により、なんとか命を絶つことを思いとどまる。

そんなある日、加世が藩の有力者である島田藤弥と不貞をしている事を知り、新之丞は妻を問いただした。すると、島田は家禄を口実に加世のことをもてあそんでいたのである。自分の生活が、妻を盗み取った男のおかげだと知った新之丞は、自分を犬畜生以下と蔑み、殺してくれと懇願する加世に離縁を申し付けた。

しかも、実は家禄の保持は島田の口ぞえではなく、藩主の温情だったのである。その卑怯なやり口に新之丞は怒りを覚え、自らの武士の一分を賭け、島田に勝負を挑んだ。

どうしても娯楽映画なイメージが強いので、いわゆる殺陣重視の作品かと思っていたんですが、普通の時代劇でした。監督自体が派手なアクション撮ってない山田監督なんで、元々こういうじっくりとしたドラマな可能性もあったんですが、主演がSMAPだったんで、派手目かと思ってました。

さて、そんな映画のキーワード『一分』。上映当時、やたらと○○の一分なんてHPやブログ、書籍なんてありましたが、案外意味知らないと思います。なんとなく、ほんのちょっととか、何かの長さとか量とかの意味があるのはわかるでしょうけど、この場合の一分は『面子』を表しています。つまり、新之丞は自分の武士としての面子を賭けているわけですね。これを知って観ると、実は全編通して、新之丞がプライドの高い発言をしているように感じます。いわゆる高慢ちきじゃないですよ。

ただ、派手な殺陣がないので、これっていう見どころはありません。強いて言えば、新之丞が加世の不貞を知り、自らを犬畜生以下と蔑むシーンと、その後の加世が新之丞の見えないはずの眼を怖れるシーンの木村拓哉の表情は見入るレベルだと思います。

SMAPファンや派手な殺陣を期待している人には勧められませんが、SMAPを知らないから敬遠した時代劇好きは一見の価値ある作品だと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(地味だけど良い作品)


安政一分銀 入分玉座 特美
↑これは一分銀

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NANA2

一時期の少女マンガの実写映画化ブームの走りとも言える作品の続編。小松奈々役が宮崎あおいから市川由衣に変更されていますが、案外違和感はありません。普通に前作の奈々のイメージだなって感じです。ただ、残念ながら、3作目の予定はないそうです。

同い年で同じ名前の女の子、大崎ナナ(ナナ)と小松奈々(ハチ)。まったく違うタイプのふたりはひょんな事から共同生活を送っていた。

失恋したハチを励まそうと、ナナはハチが憧れているバンド『TRAPNEST(トラネス)』のタクミとの出会いをプレゼントする。その時のナナは、まさかその出会いがふたりを巻き込むことになるとは思ってもいなかった。

ある日、バイトをクビになったハチは、タクミと再会する。そして、ナナたちのいる『輝いている世界』に憧れるあまり、タクミと一夜をともにしてしまう。しかし、ハチは芸能人と関係を持つことを計算している自分をナナに知られたくなかった。ナナやその仲間たちは自分のことを純粋だと思ってくれている。現実の自分とはギャップがあるとはわかっていても、うしろめたかったのだ。

その頃、ナナのバンド『BLACK STONES(ブラスト)』は業界大手のガイアにスカウトされ、デビューへの道を歩み始めていた。

すれ違いが続き、それぞれの夢と幸せに向かっていたはずのふたりは、妊娠、スキャンダルなど様々な出来事に巻き込まれていく。ふたりの夢は叶わないのか?

そんな話なわけですが、根本的な疑問。いや、原作読んでないので、話が続いているのかもしれないのですが、ライバルバンドのトラネスとの戦いが描かれてないのが?

ナナの彼氏レンは所属しているは、今作でのキーマンのタクミもトラネスだし、前作、今作ともにPVあったり、ステージあったりで、扱い大きいライバルなのに。

また、宮崎あおいの降板時に語られた理由としてあげられた濡れ場。あの程度で清純派のイメージを理由にはしないと思うので、別の理由だったんでしょうね。その直後に結婚報道だし。

ただ、今回で完結なのはその辺りも絡んでくるようです。どうしても映画を撮るには時間がかかるので、作品内の時間経過と現実の時間経過に差が出てしまうので、1年後のことなのに10歳も歳をとってるとかありうるわけで。ハリーポッターとか、1作目で子供だったのが青年ですからね。

また、特にこういった旬の俳優を使う類の作品は難しいようです。2、3年後でも人気が落ちていることザラですから。最近古い雑誌を整理していると、ほんの数ヶ月前の雑誌のタレントがなつかしかったりしますしね。

そして、今回の作品で特筆すべきはハチの腹黒さ。現実の女性でも大なり小なり結婚したり、交際を始める際は計算をすると思いますが、前作が純粋に見えた分、気持ちが悪い感じです。幸せなシーンとのギャップが激しいこともあって、現実の女性たちもこうなのか? と思われかねない気もします。

もっとも、少女マンガでヒットするということは、あながち現在の娘たちの価値観には近いのかもしれないので、いぬすけがおっさんなだけかもしれません。

なるべくネタばれはしないように書くと、否定的にしかなりませんが、女の子同士の友愛ドラマとしては、普通に面白いと思います。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(少女マンガ的な話が好きかどうか次第)


今期新品★ANGLOMANIA(Vivienne Westwood) 赤タータンチェック柄プリンセスコート(check ha...
↑ヴィヴィアンもNANAで有名になりましたね

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドリームガールズ

1960年代のデトロイト。ディーナ、エフィ、ローレルの三人は『ドリーメッツ』というグループ名で、ライブハウスの出演が賭かったオーディションを受けていた。ジミーのプロデューサーをしていたカーティスは、ジミーの女癖の悪さからバックコーラスを失っており、3人に声をかける。

エフィの兄であるC.Cの作曲した歌をを聴き、カーティスは、レーベル『Rainbow Records』を立ち上げた。当時、アメリカは白人社会であり、白人のメディアでは黒人の歌が流れることはなかったが、その曲は黒人局のみで流されたにも関わらず、R&Bランクで一ケタ台の順位をたたき出すと、今度は白人によって曲を盗まれてしまう。

カーティスはこの経験から「金を使って白人局にも流してもらおう」と、ディーラーとして所有していた中古車をすべて売り払い、その跡地を本格的なスタジオに改造、『Steppin' To The Bad Side』を発売する。

だが、成功していくにつれ、『ファミリー』だったはずの3人と関係者たちの間にはすれ違いや亀裂が生まれていく……。

よくある栄光と挫折モノなわけですが、この作品、元々はスプリームスのメアリー・ウィルソンが書いた自伝で、同様にメンバーだったダイアナ・ロス、フローレンス・バラードのことも描かれたベストセラー。

それをブロードウェイでミュージカル化する際に、スプリームスをドリームガールズに、メアリー、ロス、フローレンスをそれぞれディーナ、エフィ、ローレルに置き換えられました。もっとも正確には完全な置き換えではなく、他の人たちも混ざっています。

また、劇中のエフィと違い、フローレンスは音楽業界に復帰を果たすものの、アルコール依存のため、32歳で寂しく人生を終えています。

観てみた印象として、音楽業界の話を観ているはずなんですが、ふと話の流れが何かに似てるって思い始め、終盤に「あ、これマフィア映画の流れっぽいんだ」って気付きます。ファミリーと呼んでる辺りもそれを助長してますが、チンピラが仲間たちとのし上がっていく過程で、仲間だったはずの相手を切り捨てていき、気付くと自分ひとり。よくバンドがメジャーデビューする際に売れない要素を切ったりというのは聞きますが、そんな表と裏が垣間見れる映画でした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(いぬすけはスプリームスともビヨンセとも世代が違うので、単純に音楽業界のミュージカルでした)


《送料無料》ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームス/ダイアナ・ロス & スプリームス・アンソ...
↑昔のLPってほとんどこんなデザインですよねw

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナイトミュージアム

ニューヨークに住むラリーは、失業しまくりのダメな男。離婚した妻が再婚しようと思っていること、息子のニッキーが再婚相手になついていることを知ったラリーは、父子の絆を取り戻そうと一念発起する。

その第一歩として職探しを始めたラリーが紹介されたのは、ミュージアムの夜間警備員。初日からひとりで見回りをしていたラリーは、展示されていたはずのティラノザウルスの骨格標本がなくなっているのに気付く。

クビになるわけにはいかないラリーが慌てて探しにいこうとすると、その前に当の骨格標本が現れる。ただ、その姿を見たラリーは驚いて、パニックに陥ってしまった。目の前の骨格標本は自ら動いていたのである。

先輩警備員に渡されたマニュアルを確かめると、骨格標本だけでなく、ジオラマや等身大の人形、動物の剥製、モアイ像にいたるまで夜になると動き出すということであった。

あまりにも衝撃的な事実に辞めようとしたラリーだったが、愛する息子のため、人形のルーズベルトに励まされながら、夜間警備を続けていく。

仕事に慣れてきたある日、ラリーは展示物が動く姿を見せるため、ニッキーを夜の博物館に連れて来たが、時間になっても人形たちは動き出さなかった。人形たちが動く原因になった石版が盗み出されていたのである。

はたしてラリーは石版を取り戻し、ニッキーとの絆を取り戻せるのか?

日本公開時は4週連続で劇場動員数1位だったこの作品。結構観た人が多いんですが、ネット上では賛否両論。DVDは余裕で借りれるという不思議な映画だったりします。

どうやらその原因は観る前の期待度らしい。他の方たちのレビューを観ると、面白いという人はなんとなく面白そうだから観た人で、つまらないとか、いまいちという人は、期待が大きかった人たちという傾向があるようです。

いぬすけとしては、普通に面白いというレベル。こういった映画は序盤ダラダラしていて、中盤から後半に一気にトラブル発生という流れが多いですが、ナイトミュージアムは開始から20分程度でもう主人公が動いている骨格標本に遭遇しています。多少中だるみ感はあるものの、ダメな父親という設定の割にポジティブなラリーが、展示物を徐々に手なずけていくやりとりは充分に楽しめました。

過度の期待を込めて観てしまうと物足りないかもしれませんが、なんか観るものないかなっていうときには決してハズレではないと思います。

恋人とというよりは子供と一緒にみる映画かも。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(展開が速いので、ながら観は難しいかも)


本格的等身大の人体の骨格模型!ヒューマンスカル!
↑動く骨格標本と言えば、日本ではこれだと思う。等身大で16800円って安すぎないんだろうか?

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神童

で、新年の1本目は【神童】。paradise kissさんはまさか年明け1本目が邦画とはと書いてましたが、いぬすけはあえて邦画です。それというのも主演の成海璃子ちゃんが大好きな【ハチミツとクローバー】のドラマにも出てるからだったりします。ちなみにいぬすけとしては、成海璃子ちゃんを今年のポスト新垣結衣だと思ってイチオシしてます。ただ、この作品を観た後に【ハチミツとクローバー】を観ると違和感があるかも。

もうひとりの主役も松山ケンイチなので、話題にならなかったとはいえ、よくあるアイドルドラマとは一線を画しているレベルだと思います。

そんな【神童】のあらすじ。

音大を目指して浪人中のワオ(和音)は、感情表現が苦手な少女うたとひょんなことで出会ったのだが、後日予想もしない形で再会することになる。ワオが隣家とピアノの音のことでもめている現場に出くわした少女うたは、ワオの部屋に勝手に上がりこむと、ピアノを奏で始める。その音色はワオのものとは比べ物にならず、喧嘩をしていたはずのふたりもいつの間にか手を止めていた。

うたは愚直なまでにピアノに打ち込むワオに好意を抱き、彼の実家である青果店に入り浸るようになる。神童と呼ばれ続けるうたにとってワオの部屋にいる間は、特別扱いされたり、ピアノの練習をする必要がなく、普通の女の子でいられる時間だったからかもしれない。

ワオも元々才能がないわけではなく、音感に関しては人並み以上の才能を持っていた。ただ、それを技術的に表現することが下手だったため、才能を活かしきることが出来なかったのである。

ふたりはお互いにないものを相手から受け取りながら、成長をしていくのだが……。

だらだらとブログを書いている身としても、やっぱり伝えたいことを文章にした際に表現しきれてないなって思うことが多々あります。まあ、ブログに限らないんですが、相手に何かを伝えたいと思う時に、とりあえず伝わればいいと思うときと、うまく伝えたいと思うことが誰しもあると思うんですよ。

たとえば、相手に感謝の言葉を告げる際、ただ「ありがとう」って言うのと、「いつも○○してくれてありがとう」や、「サンキュ!」って言うのだと全然印象が違うと思うんですよね。

今回のこの作品も、作品紹介としては相手への感情表現をテーマに書くのが一番良いと思うんですよ。実際、作品中ではうたにちょっかいを出す同級生が、本当はうたが好きなんだろうなっていう感じだったり、うたのお母さんが父親を早くに亡くしたことで、うたにはピアニストとして幸せになって欲しいものの、どうしていいのか本人も苦悩しているっぽいと感じたり。

もちろん、ワオの方もやさしい両親が何も言わないけど、ワオが好きに出来るように見守ってくれていたり、同級生に好意を抱かれてみたりと人の人に対する思いに満たされています。

その最たるものがうたのワオへの憧れ、ワオのうたを大事に思う気持ちなんでしょうね。本当に自分がそんな気持ちを持てればと憧れてしまいます。

今年はそんな出会いがあればいいんですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★★
(音量に気をつけてなるべく大きい画面で見た方が楽しめそう)


神童 スペシャル エディション  [2枚組] 初回限定生産
↑最近のスペシャルエディションって通常版とほぼ変わらない値段で不思議

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

愛の流刑地

年末から年始にかけて観た映画の一本なんですが、どうしたものやらな映画でした。しょっぱないきなりベッドシーンから。で、裁判を通して主人公で作家の村尾菊治と、人妻入江冬香の関係を語っていく流れでした。

恋愛小説家の村尾菊治は処女作で脚光を浴びながらも、いまでは過去の人となり、講師や雑誌のアンカー、ゴーストライターとしてしか執筆を出来なくなっていた。

そんなある日、元編集者の紹介で入江冬香と出会う。彼女は学生時代から村尾のファンで、大和撫子という言葉が似合うような女性であった。

村尾は彼女に強く心惹かれ、人妻だと知りつつも、不倫関係に陥り、お互いに深みにはまっていってしまう。ふたりはその後も遠距離にも関わらず、京都で逢引を続けていたのだが、冬香の夫が東京に転勤したことで、さらに関係に拍車がかかっていった。

心だけでなく、物理的な距離も縮まったことで、冬香は村尾を激しく求めるようになっていく。しかし、それと反比例するように夫との関係には溝が出来ていき、それは肉体関係を拒むまでになっていた。

やがて、冬香は村尾との行為の最中に「首を絞めて殺して」と口走るようになり、村尾も彼女の言葉に戸惑いつつも首に手をかけ、達するようになっていく。だが、ある日、いつもと同じように首に手をかけていた村尾は、そのまま手に力を込め、冬香を殺してしまう。

何故自分が彼女を殺したのか理解出来ないまま、村尾は自分の罪を通報する。裁判はマスコミが注目する中、進んでいき、様々な人たちにとっての冬香が語られていく。

村尾は裁判が進むに連れ、彼女とした約束が気になっていた。ふたりの子供である『小説』を村尾はどうするのか?

その昔、【失楽園】というやはり不倫モノがヒットしたわけですが、この作品も不倫モノでヒットしていることを考えると、世の中そういう願望が強いのか? とも思います。いぬすけは何故かバツイチの人ばかりにモテるという不思議な時期がありましたが、なんだかちょっと不安になります。

たまにあるずっと見守る純愛というのも違う気がするんですが、昼メロ推奨というのも厳しいです。出来れば、夜9時から10時くらいに流せるくらいがちょうどいいですねw

さて、この映画のCMで「あなたは、死にたくなるほど人を愛したことがあるんですか!」って叫ぶんですが、多分これが理解できる人って独占されたい人だけだと思うんですよね。いぬすけは苦手です。でも、そんなことを叫んでいる豊川悦司演じる村尾はカッコイイと思います。

ただ、原作にないのに長谷川京子演じる女検事織部が上司の佐々木蔵之介と関係持ってたりするのは必要だったのか謎で仕方がありません。

なんだかんだ言って、不倫とか、猟奇殺人とか実際にはしづらいことって興味はわくからヒットするんでしょうね。実際にしたいかは別として。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(つまらなくはないけど、一人でひっそりと観た方が良いとは思う)


不倫のDNA
↑今回なんかアダルト勧誘ブログみたいで嫌だなあ

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホリデイ

アマンダはロサンジェルスに住むハリウッド映画の予告編製作会社の社長。恋人のイーサンの浮気に気付き、別れる決意をしていた。

同じ頃、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリスは、恋人だったはずの同僚ジャスパーが他の女性と婚約したことを知らされる。

クリスマス直前に失恋したふたりは、ネットで家や車を交換する『ホーム・エクスチェンジ』で出会い、アマンダはロンドンで、アイリスはロサンジェルスで2週間のクリスマス休暇を過ごすことになる。

やがて、アイリスはイーサンの友人で作曲家のマイルズと、アマンダはアイリスの兄グラハムと出会い、恋に落ちてしまう。まったく違う環境で2週間という期限のある恋はどうなってしまうのか?

凄く期待してた作品で、キャメロン・ディアスも、ケイト・ウィンスレットも綺麗なんですが、欧米の感覚なのか、最近の恋愛ってこういうものなのかとも思うんですが、ちょっと感情移入が出来なかったです。いや、作品的には面白いし、流れもちゃんとしてるので、観やすいと言えば、観やすいです。

ただ、日本の若者向けドラマでもありますが、見つめ合っているうちについキスしてしまい、その後燃え上がるという流れがどうも受け付けない。別に貞淑さを求めているわけでもないし、まあ、なくはないんだろうなとは思うんですが、単純に感情移入が出来ない。どうしても、その流れがあるだけで、セクシー映画のカテゴリーに移行しちゃうんですよね。あ、ちなみに恋人同士になった後だとそうは感じないので、普通に恋愛モノだと思います。多分、一見さんレベルでそうだから受け付けないんだと思います。

あと、この映画、コメディ御用達な感じのジャック・ブラックが面白い奴ではありますが、マイルズ役で結構シリアスな演技をしています。

恋愛映画として観るよりは、昼ドラと思って観ると面白いかも。

オススメ度(10段階)……★★★★★
(作品の評価としてはもうちょっと高いけど、好みで激しく分かれそうなのでこのオススメ度)


ロングバケーション DVD-BOX〈4枚組〉【ポニーキャニオンキャンペーン対象商品】
↑同じバカンスならこちらの方がオススメ。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

主人公は僕だった

国税局の役人ハロルド・クリックは、ある日突然、女の声が聴こえるようになる。その声はハロルド以外には聞こえず、どうやらハロルドの行動や思考に合わせて流れるナレーションのようであった。

もっとも、すべての行動にナレーションがつくわけでもないらしく、まるで全容はつかめない。そんな日々が続いていたハロルドは、ナレーションに耳を疑った。

「このささいな行動が死を招こうとは、彼は知る由もなかった……」

ハロルドは運命を突き止め、生き残ることが出来るのか?

まあ、そんなストーリーです。実はショウビズの紹介で観て以来、すっかり勘違いしていた作品。ミステリーではないので、観てる側は序盤からナレーションの声が誰なのか知っているのですが、てっきりハロルドと声の主のラブストーリーに発展する作品だと思ってました。そう思っていたら、結局声の主と会うのは本当にラストの方。2時間刑事ドラマの真犯人がわかる頃。ヒロインになるのは全然別の女性でした。

ただ、全体的なストーリーとしては、面白いと言えば面白いけど、正直普通。もう少しコメディ映画っぽくして、ハロルドが操られてしまうとか、なんかもうちょいアクシデントがあった方がよかった感じでした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(本当に普通)


新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド
↑このレベルの人が声の主だったらきついだろうなあ

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

さくらん

スタイリッシュなCMやHPが印象に残る花街の女たちの話。【下妻物語】や、DOCOMO2.0のCMでも独特なキャラクターを演じている土屋アンナ主演なので、当然主人公のキャラクターはかなり濃いです。多分、彼女主演じゃなかったら、上映当時やDVD発売(レンタル開始)時ほどの人気はなかったんじゃないかと思います。ちなみに当たり前ですが、土屋アンナのは出ないとはいえ、花街のお話なので、胸とかさらけ出てることもあり、P-12です。

あらすじ。吉原に連れてこられた少女は、きよ葉と名付けられ、玉菊屋の一番人気の花魁である粧ひの身の回りの世話をすることになった。吉原に来た当初、きよ葉は花魁を蔑んでおり、自分はなりたくないと思っていたが、粧ひに導かれ、花魁を目指すようになっていく。

やがて時は経ち、粧ひは大店の若旦那に身請けされ、きよ葉は店に立つようになり、玉菊屋の一番人気となっていた。そんな中、きよ葉は客として来た惣次郎と恋に落ちる。鼻っ柱の強いきよ葉は間夫である惣次郎との時間を大事にするあまり、他の常連たちをないがしろにするようになり……。

歌舞伎にありそうな話ですね。時代劇とか歌舞伎とか好きな人たちで若い人たちの音楽が平気な人なら楽しめるんじゃないかと思います。ただ、本当の歌舞伎好きとかのご老人だと、ちょっとBGMがガチャガチャしてうるさいと感じるかもしれないので、そっちの方が気に入らないかもしれません。

花街での女の戦いと聞いて、大奥のような作品を思い浮かべていると、あんまりそういうシーンはなかったように思います。全体のストーリーとしてはそういう争いが根幹にありますが、どっちかというと、歴史は繰り返されるというか、親から子へ、子から孫へというような職を伝えていく人たちの話という印象が強かったですね。

また、この作品、原作の安野モヨ子と旦那の庵野秀明(エヴァとか作った人)の他にも色んな漫画家がこっそり出てます。ガレッジセールのゴリとかもチョイ役だけど出てたり。

個人的には椎名林檎の音楽もかっこよくて好きでした。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(菅野美穂が体当たり演技な勢いを感じさせます)


Moe Oshikiri浴衣 販売特典付き【ブランド浴衣・楽天ランキング入り商品】押切もえ浴衣 蓮の...
↑作品中、遊女を金魚に例えていたのでなんとなく貼ってみました。浴衣の似合う娘さんはいいですよね。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

学校の階段

ええ、間違いなく怪談でなく、階段ですw 怪談ではないので、当然ながらホラーでもありません。ちなみに原作はライトノベルなんですが、設定がかなり変わっている様子。主人公や部員の性別とか、人間関係とか。

まあ、その辺はさておき、ざっとあらすじ。

ある事情から天栗浜高校へと転校してきた神庭里美は、バスケ部への入部届けを出しにいく途中、全力で疾走する女生徒2人と出会った。学校の敷地内を縦横無尽に走り回る『階段部』のレースの最中だった九重ゆうこと天ヶ崎泉は、生徒会の罠にかかってしまい、里美を避けようとした泉が怪我をしてしまう。

里美は泉の代わりにレースをするように勧誘されたものの、あまりのいかがわしさに一度は断るのだが、『階段部』の部長である刈谷健吾の言葉に何かを感じ、入部を決意する。

生徒会の横暴な廃部勧告に、『階段部』の存続をかけたレースをすることになり、その選手として里美が選ばれ、生徒会からは生徒会長であり、実は健吾とともに『階段部』を創設した中村ちづるが走ることになった。

そんな学校を走り回る作品。のはずが、案外レースはしてないかも。練習シーンとか、会話で設定を説明するシーンとか結構多いので。でも、それがかえってメリハリになっているので、文章で感じるイメージよりは飽きにくいと思います。

ただ、ちょっと主旨がよくわからなかったのが、劇中で突然始まる歌。3回ほどあったと思うんですが、1回目は特に意味のないタイミングで突然主役の黒川芽以が踊ったり、歌ったり。2回目は『階段部』の部員の自己紹介が何故かラップ。3回目は生徒会とのレースが決まった後の練習中、普通の映画なら過去の映像とか、ダイジェストっぽいの流しながら、思いとか、時間の経過とかを流すようなところで歌ってたように思います。あっちゃダメとは言わないまでも、なんで突然? という印象。面白いと言えば面白いんですけどね。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(昼間にまったり観ると面白い)


エレガントに階段を彩り、お洒落空間を演出!オランダ製階段マット(ARMADA) 14枚組
↑『階段部』なら階段にもおしゃれをw

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幸せのレシピ

いぬすけは最近ご無沙汰ですが、カフェに行ったり、スイーツショップを探したりするのが好きなため、映画もそういった飲食店が舞台のものを好んで観たりします。ホラーや推理モノは別腹w

今回紹介する映画も、なんか良さげな恋愛モノ……(※注:ひとりで観ます)と思いながら選んでいたときに不意に目に止まった作品です。ちなみにドイツ映画の【マーサの幸せレシピ】という作品をハリウッドリメイクしたものだったりします。

ケイトはマンハッタンの高級レストランで料理長をつとめる女性。ただ、料理の腕は一流な反面、クレームをつけた客ともめたり、相手の気持ちを理解出来ないという精神的な欠点があった。

そんなある日、姉夫婦を交通事故で亡くし、その娘であるゾーイを引き取ることになる。もちろん、姪であるゾーイは愛おしいし、姉の代わりに育てていくことに不満はなかった。しかし、いままで料理一筋だったケイトは、親を失ったゾーイに対して、どうやって接すればいいのかわからず、嫌われてしまう。

一方、レストランの方では新たに雇われた副料理長のニックが調理場の雰囲気を一変させていた。

結構、大きな波乱もなく、淡々とした展開で進む感じです。ここが山場というのはないんですが、現実に生きていると幸せってこういう地味なところにあるよなって気がします。

ちょっとゾーイが物分り良すぎる気がするのと、普通に観ているとゾーイはニックを好きに見えるので、そのことでケイトVSゾーイな展開なのかと思ったものの、そういう展開はなしで拍子抜け。TVの連ドラに慣れると、こういう時に弊害あるなって思います。

そういえば、ケイトのツンデレ振りが【王様のレストラン】に出ていた山口智子を彷彿とさせます。

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(派手な展開がなくても良いものは良いと思う)


かわいい映画のかわいいレシピ。
↑人生にレシピはないけど、映画に出てくるメニューのレシピはあるらしい

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←頑張る度合いが上がります

| | コメント (0) | トラックバック (0)