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2008年11月16日 (日)

ガチボーイ

佐藤隆太主演の学生プロレスドラマ。佐藤隆太って本当に色々な作品に出てますよね。ドラマの【ROOKIES】は言うまでもなく、先日いぬすけも感想をブログにアップした【ブース】、【7月24日のクリスマス】、実は【レミーのおいしいレストラン】では声優なんかにも挑戦していたり。

ヒロイン役のサエコに関しては、画面を見なくてもわかりますw ドラマの【おいしいプロポーズ】でもそうでしたが、声が独特すぎて役の幅が狭そうで仕方がありません。もうダルビッシュの奥さんなので、そんなに仕事来ないでしょうけど。

というか、ぶっちゃけ、聞き覚えのある役者さん以外、みんな消えてしまいそうな感じでした。でも、この作品は面白いという不思議な映画。

そんな奇跡的な映画のざっとしたあらすじ。

司法試験にも合格出来ると言われた天才の五十嵐良一は、何を思ったか大学のプロレス研究会(HWA)に入会を希望する。去年の学園祭で楽しそうに試合をする選手たちに憧れ、仲間になることを夢見ていたというのだ。

プロレス研究会の仲間になった五十嵐は、天才と言われただけあって、よくメモをとるのだが、何故か『段取り』を覚えることが出来ない。

そんなある日、五十嵐は『マリリン仮面』というリングネームとマスクをもらい、商店街で開催した試合に出ることとなった。だが、試合の途中で『段取り』を忘れた『マリリン仮面』はガチンコ(真剣)勝負を始めてしまう。

マンネリ気味の試合に飽きていた観客たちには、『マリリン仮面』のガチンコ振りは新鮮で、一躍人気レスラーになっていた。

だが、学生プロレスである以上、『段取り』なしで試合を続けていくことは出来ない。そんな折、五十嵐が『段取り』を覚えられない秘密が明らかになる。なんと五十嵐は『高次脳機能障害』という病気で、記憶を保持することが出来なかったのだ。

五十嵐は去年の学園祭の後、自転車で転倒した際に頭を打ち、障害を負ってしまったのである。事故より昔のことは覚えているのだが、事故以降のことは眠ってしまうとすべて忘れてしまうのだ。ことある毎にとっていたメモは、それが理由だったのである。

周囲は当然ながら危険だと反対する。しかし、五十嵐は記憶がないのは生きていないのと同じで、プロレスによって得た筋肉痛や痣は昨日の自分を覚えているのだと言う。それを感じることで自分も生を実感出来るのだとも。

そんな五十嵐の悲痛な叫びと熱意は、仲間たちを突き動かし、憧れだった学園祭で試合に出れることになるのだが……。

予告とか観ている限りでは、単なるコメディ映画だと思ってました。一応、カテゴリー的にはコメディに入れてはおきますが、観た感想としては哀しい印象の方が強かったです。

実際、笑えるシーンも多いのですが、その多くがシニカルな笑いなのと、佐藤隆太のキャラクターが熱血タイプなので哀しさが際立ってしまうんでしょうね。

学生プロレスという特殊なコミュニティがわからないとイマイチ楽しめないかもしれませんが、レスラーたちの名前を聞けば笑えるような気がします。さすがにボラギノールはw

オススメ度(10段階)……★★★★★★
(コメディ観たいと思って借りると失敗すると思う)


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受信: 2008年11月16日 (日) 21時22分

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